みらい子育て全国ネットワークのこれまでの活動を全5話で紹介する「miraco history」。
第4話は、「#子育て政策聞いてみた」のハッシュタグで選挙時に展開してきた子育て政策アンケートについてお届けします。
--------- 第4話 ---------
《 #子育て政策聞いてみた はこうして生まれた 》
あれは2017年10月のはじまり。9月28日に解散された後、衆議院選挙が10月22日に迫っているタイミングでした。
ジャーナリスト堀潤さんと初めてお会いし、子育てがもっと政治の真ん中にある社会をめざすためにどうすればよいか?という話し合いの中からハッシュタグ #子育て政策聞いてみた は生まれました。
当初のアイデアは、衆院選に向けてTwitterで市民の意見を聞いてみよう!というもの。メンバーが意見を出し合って考えた9問のアンケートをTwitterに投稿し、有権者の声を集めはじめました。
衆院選に向けた座談会を堀潤さんが取材してくださり、「GARDEN Journalism」の記事を通じて発信。選挙に向けてハッシュタグ #子育て政策聞いてみた へのアクセスを呼びかけていただきました。
その結果、アンケートにはあわせて2万3880票が集まり、インプレッションは39万1672に達しました。ぜひ座談会のムービーをご覧ください。当時から、無償化や待機児童解消に必要な財源の話などを展開しています。
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《 候補者にも #子育て政策聞いてみた 》
Twitterで #子育て政策聞いてみた のアンケートが広がりをみせる中、あるメンバーが街頭演説中の候補者を偶然みつけます。
「幼児教育・保育の無償化と待機児童解消。限りある財源の中でどちらを進めるべきだと思いますか?」
候補者に駆け寄り、投げかけた質問に対して、その候補者は真摯に自身の考えを説明してくれました。
そこからわずか1週間足らず。Twitterアカウントやホームページ、メールアドレスなどを公開している立候補者にアンケートへの回答を呼びかけたり、街頭演説に突撃インタビューを実施したり。
投票日前夜までに、東京・神奈川・千葉・愛知・京都・岡山・広島などの候補者21人のからの回答を集め、ネットに公開。「投票の参考にしてください!」と有権者へ投げかけました。
詳細な回答結果を堀潤さんがYahoo!ニュースの記事にまとめて下さっています。アンケートの回答と違う言動をしている議員はいませんか?ぜひチェックしてみてください!
▶Yahoo!ニュース【衆院選2017】 #子育て政策聞いてみた しっかり答えてくれた候補者たちからの回答をまとめた
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《 #子育て政策聞いてみた 首長選挙への展開 》
miraco historyの第3話でも紹介した2018年2月26日の院内集会。登壇者の髙崎順子さんとのやり取りをきっかけに、#子育て政策聞いてみた アンケートは市長選・区長選へと展開されます。
2018年4月の練馬区長選から《8つの自治体》で実施。先月4/21の統一地方選では、miracoメンバー以外の方の協力も得て、《11の自治体》で #子育て政策聞いてみた アンケートを実施しました。
--------- おわり ---------
miracoの歴史をひも解くシリーズ「miraco history」第4話、いかがでしたでしょうか?
今年は12年に1度の選挙イヤー。7月には参議院選挙がやってきます。
子育て・若者世代の有権者に判断材料を届けたい。そして候補者には「子育て政策」にしっかり向き合ってもらいたい。そんな思いを胸に、#子育て政策聞いてみた のアンケートを持って候補者や選挙事務所へ突撃インタビューしにいくメンバーの姿をご想像いただければ幸いです。