待機児童問題の解消に向けて活動を続けてきた「希望するみんなが保育園に入れる社会をめざす会」は、2018年10月31日のイベントにおいて、子育てしやすい社会の実現を目指して活動を拡げるため、名称を変更する形で「みらい子育て全国ネットワーク(miraco)」を設立し、記者会見で活動方針などを発表しました。
設立の経緯
2017年1月に、「保育園に入りたい!」というポジティブなキーワードで待機児童問題の解消にむけて国に働きかける活動を開始した「希望するみんなが保育園に入れる社会をめざす会」は、これまでChange.orgでのオンライン署名、各党へのロビイング、数々のイベントの開催などを行ってきました。
しかし、その一方で子育て政策全般に関し社会全体の理解を得ることの難しさも感じてきました。
そこで、子育てしやすい風土の醸成のためには、待機児童問題の解消にとどまらない幅広い活動が必要と考え、「みらい子育て全国ネットワーク(miraco)」を設立いたしました。
「みらい子育て全国ネットワーク(miraco)」の活動方針について
私たちは、1)待機児童をゼロにする、2)男性の家庭進出を促進する、3)子育て政策を政治の中心課題にする、という3つの活動方針でプロジェクトを立ち上げ、日本の子育て文化、子育て政策の変革を目指します。
各プロジェクトについて
引き続き、待機児童問題の解消をめざすとともに、保育の量だけでなく質の向上や保育士の処遇についても改善を求めていきます。
>>「待機児童ゼロ」プロジェクトページ
より子育てしやすい社会を実現していくために「男性の産休義務化」など男性の家庭進出を促進するような制度を求めて政治や行政に働きかけていきます。
>>「男の家庭進出」プロジェクトページ
子育てを家庭の問題から社会の問題として扱うため、子育て世代の有権者に投票を促し、「子育て政策」が政治の中心となるよう政策や選挙を見える化していきます。
>>「子育て政策聞いてみた」プロジェクトページ