【開催報告】『みんな#保育園に入りたい』イベント、大盛況で終了しました!

2017年10月4日に、『みんな #保育園に入りたい ~子育て・キャリア・待機児童、このモヤモヤを解消しよう!』というタイトルで、衆議院議員会館にてイベントを開催しました。

一般参加者はベビーちゃんも入れて約130人、メディアが20数名、の約150人もの皆さまにお越しいただき、大盛況でイベントは終了しました。

そのイベントをレポートいたします。

イベントの第1部はパネルディスカッション。

冒頭、モデレーターの治部さんから、多く集まったメディアに向けて、選挙で誰が勝つかという話ではなく、子育てを国の政策の中心に据えてほしい、大事な争点の1つとして報道してほしい、というメッセージからスタートしたディスカッション。

世田谷区の保坂区長からは、区長になってからの子育て支援の取り組みを具体的にお話しいただきました。

一方で、自治体の財源には限界もあり、国や都への働きかけを行ってきたことや、保育園を増やす以外に、コワーキングスペース×託児で働き方改革にも繋がる取り組みにも挑戦されていることなどについてもお話しいただきました。

そんな区長のお話で最も印象的だったのは「企業はなにをしているんだ」という言葉。

企業からの拠出を制度化しては?など、企業も含め社会全体で子育てを支援していくことを提唱いただきました。

甲南大学の前田正子教授からは、横浜副市長時代に取り組まれた経験などを元に、待機児童が減らない現状や、お話しいただきました。

さらに、アウェイのワンオペ育児の親にとってコミュニティーを築く場として、また、子供が安心して楽しめる場所として、子育て支援施設の必要性を訴えられました。

財源の使い道として話題に上る無償化やバウチャー制などについて「子育てに必要なものはマーケットでは買えないものなの!アマゾンやメルカリでは売ってないの!」という言葉がズドーンと響きました。

「希望するみんなが保育園に入れる社会をめざす会」からは、コアメンバーの担当Rが登壇。

自身の世田谷区での保活の経験をお話ししました。

また、待機児童をなくすためには潜在待機児童をしっかり把握してほしい、そのためには母子手帳配布時にニーズ調査をしてはどうかなどの提案を行いました。

最後に、ディスカッションのまとめとして、「めざす会」では、子育て当事者、議員、行政や、今までに子育てに関して活動されてきた先人などが一緒になって議論できるプラットフォームとして、継続的に勉強会を開催することを宣言しました。

社会全体で子どもを育てていく風土の醸成に向けて、スノーフレーク(雪の結晶)が多方面に手を伸ばして大きくなっていくよう、今後も活動を続けていきたいと思います。

イベントの第2部はワークショップ

6カテゴリー10班に別れて、先輩パパママとモヤモヤを抱えた方々が話し合い、先輩たちはどうやって乗り切ったの?かをシェアしたり、待機児童問題や子育ての財源についてガチンコで話し合いました。

カテゴリーA:キャリアや会社へのモヤモヤ
A-1)フリーランス流の乗り切り方 ×1班
A-2)会社員流の乗り切り方 ×3班
カテゴリーB:夫婦で挑む家事育児
B-1)男性が育児に何が必要 ×1班
B-2)イクメンの星と考える両立 ×1班
カテゴリーC:私たちにできること考えよう!
C-1)待機児童解消ガチ提案 ×3班
C-2)財源の使い道を考えよう ×1班

参加された方からは「今まで保活をしていてモヤモヤしていたことを、ああいった場で伝えたり共有することで、前向きな気持ちになりました。」などのメッセージをいただきました。

今回のイベントのタイトル「子育て・キャリア・待機児童、このモヤモヤを解消しよう!」に少しは貢献できたのかな、良かったな…と感じています。

また、B-1には、まだ就職も結婚も出産も経験していない大学2年生の男子学生さんから、父親の育休取得が伸ばしたい!パパたちの背中を押すイベントを企画したい!との熱い提案に未来への希望を感じました。

ワークショップの後は、ディスカッションしたメンバーで名刺交換したり、Facebookで繋がったり。モヤモヤを共有した仲間同士が手を繋いでいく…そんな場として、参加者限定のFacebookサイトへの招待を行いました。

(ファシリテータが早めに退席して繋がり損ねたという方はご連絡ください)

最後にアクションの紹介をしてイベントを締めくくりました。

アクションについては5ACTIONSのページをご覧いただき、ぜひ一緒に行動してください!

そして、声を届けていきましょう!

Comments

  1. 記事ありがとうございます!
    C2でグループワーク参加させていただきました田中と申します。
    少し早めに退出したのですが、参加者限定のFB招待いただくことは出来ますか?
    お忙しい中お手数ですが、何卒よろしくお願いいたします。

    1. ご返信ありがとうございます。担当Sと申します。
      昨日、限定グループへの招待をお送りさせていただきましたが届いていますでしょうか?
      もし届いていないようでしたらまたご連絡お願いいたします。

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