【イベント結果リリース】『 #保育園に入りたい を本気で語ろう2018 ~みんなが笑顔で子育てできる社会にするために~』分析を行いました

『 #保育園に入りたい を本気で語ろう2018 ~みんなが笑顔で子育てできる社会にするために~』の出席者分析、来場者アンケート分析を行いましたのでご報告いたします。

(C)GARDEN Journalism

1.開催概要

(ア)日時:2018.2.26(月)11:15(開場)~15:30
(イ)会場:衆議院第一議員会館 B1F「大会議室」
(ウ)参加者・関係者数:議員関係者39名、一般参加者120名、メディア関係者31名(記者会見含む)

2.議員関係者

(ア)今回のイベントにあたっては、衆議院・参議院合わせて707名の国会議員の8割以上の先生方に、イベントのご案内をさせていただきました。イベントの趣旨説明またはチラシ配布のほか、待機児童問題に直面していない議員の方々にも課題の深刻さが伝わるよう、事前にインターネットで募集した保活ストーリーの冊子も合わせて配布し、保護者一人一人の声を届けました。
(イ)結果、イベント当日に、国会議員15名、秘書等事務所関係者24名、合わせて39名の方にご参加いただきました。
(ウ)男女比は、女性議員関係者:男性議員関係者=59:41でした。所属政党は、人数順で、立憲民主党、民進党、自民党、希望の党、共産党、社民党、公明党の順で、幅広い政党から関心を持っていただきました。また、東京都、神奈川県などから地方議員の方も数名おいでいただきました。

(C)希望するみんなが保育園に入れる社会をめざす会

3.一般参加者

(ア)男女比は、76:24で、年齢層は10代の大学生から60歳以上の方まで幅広くご参加いただきました。特に30歳~44歳までの子育て世代で65.1%を占めており、子育て世代が関心高く参加して下さったようです。
(イ)保活の状況については、「これから保活を始める予定」や「保活は終了した」「特に保活の経験や予定もない」という現在、目下の当事者ではない方でも、今回のテーマに関心を持っていただいたようです。

(C)希望するみんなが保育園に入れる社会をめざす会

4.パネルディスカッション、ワークショップの満足度

(ア)第一部パネルディスカッション(PD)について

①有効な回答のうちすべてが、「良かった」「とても良かった」と回答し、「普通」「あまり良くなかった」「期待した内容ではなかった」との回答はありませんでした。

(C)希望するみんなが保育園に入れる社会をめざす会

(イ)第二部グループに分かれてのワークショップ(WS)について

①「とても良かった」「良かった」の意見が大半でしたが、3.5%の方から「普通」という回答がありました。次項の自由回答にて、「時間がもっとほしかった」という要望が多く寄せられており、各グループでの活発な意見交換があったと同時に、時間的な制約があったことが満足度に影響したと考えられます。

(C)希望するみんなが保育園に入れる社会をめざす会

(ウ)自由回答で多かったご意見

①自ら動くきっかけをもらえたという意見(自分事として行動して行こうと思った/具体的な行動をとる方法が分かった(例:「なぜ」を問い続ける、やった感で終わらせない、言質を取る、Iメッセージで、政治家や人事に自ら問い合わせるなど)など)

②パネルディスカッションへの感想(「とても内容が濃くてもっと聞きたかった」、「官製失業というワードはその通りだと思った)、「微力ではあるが無力ではないという言葉は印象に残った/声を上げ続けることは無駄ではないと気づいた」、「政策の効果を徹底的に数値で検証して対策を打っているなどフランスの事例は勉強になった」、「フランスでは保育園問題を労働問題と捉えていることになるほどと思った」、「フランスを手本に日本に生かせないものか」など)

③保育の現場に対する意見(「現場の負担軽減、保育士処遇改善をしてほしい」、「保護者の協力も必要/できそう」、「大変になっている背景をもっと理解したい」など)

④ワークショップについての意見(「もっと時間がほしかった」、「テーマを絞って話すのが難しかったが、それにとらわれずにグループで意見交換できてよかった」「全テーブルの話が聞きたかった」「熱い想いをもった参加者と話ができて良かった」「様々な目線の話が聞けてよかった」など)

⑤進行について(「堀さんのファシリで盛り上げてくれたのが良かった」、「グラレコ素晴らしい、他の活動でも取り入れたいと思った」など)

⑥その他(「当事者としての切実な声と、具体的な解決につなげるための提案と、バランスの良い内容がお聞きできました」「全て興味深い内容で本当に朝まで聞いていたいと思いました」「多角的に問題を取り上げていて良かった」「実際に足を運んでみないと分からないことだったので来てよかった」「のど元過ぎれば、をなくしたい」、「立場の違いで分断しないようにしたい」など)

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今後も、イベントやキャンペーンを通して活動してまいります。よろしくお願いいたします。

以上